【繊研新聞】(2022/1/7付)掲載”獣害問題に取り組むメリケンヘッドクォーターズ” ”野生鹿の革、肉、角、骨まで活用”

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【繊研新聞】2022年1月7日付

“獣害問題に取り組むメリケンヘッドクォーターズ” ”野生鹿の革、肉、角、骨まで活用”


長年にわたり弊社取り組みを取材いただいております。ご理解いただきありがとうございます。



(繊研新聞2022/1/7付抜粋)


神戸市でセレクトショップ「ハイカラ 」「ハウディードゥーディー 」や飲食店などを運営するメリケンヘッドクォーターズ (入舩郁也社長)は地元、兵庫県で農林業の被害対策として処分され、多くが廃棄されてきた野生のニホンジカの副産物の鹿肉、鹿皮、鹿角、鹿骨まで全て「まるごと1頭有効活用」による循環の仕組みを20年近くかけ、地道に作り上げてきた。コロナ下でもその歩みを止めることなく、獣害問題などの社会的な課題解決と地域の創生に向けて、百貨店への新規出店をはじめ、鹿骨を活用した食器の開発、精肉販売事業など新たな挑戦を続ける。


百貨店常設店に新規客/街中に精肉店


百貨店という新たなステージに店を構えたことで、成熟した知的好奇心の高い富裕層など新たな客層との出会いも多く、神戸の路面店(ファッション、飲食)との相乗効果もでているという。


「SDGs(持続可能な開発目標)を追い風に、獣害問題への関心も高まっているものの、一過性のブームで終わらせたくない」との思いが強い。


「商品化して付加価値を高め、収益化させるだけでなく、社会貢献の一環として循環させることが事業の継続には欠かせない」(入舩社長)と強調する。なお、入舩社長が会長を務めるひょうごニホンジカ推進ネットワークの主催で2月22日には獣害問題を考えるイベント「文鹿祭」も開催する。


20年4月末から三宮にジビエ専門精肉店をオープンした。これは「鹿肉を普及させるには安定供給する仕組みが必要」と、捕獲された鹿の肉や皮を回収し備蓄する物流センターを数年前に開設したことが大きい。

入舩社長自らが冷蔵機能を備えた自動車で山の中の解体所を巡り、トレーサビリティー(履歴管理)を明確にしている。猟師や解体所から革の産地、行政、店頭までをつなぐ役割に徹している。


「肉も服も客の気持ちに寄り添い、会話で要望を引き出し、ベストな選択肢に近づけていく接客は共通」しており、リアルでダイレクトなコミュニケーションによる信頼関係の構築は欠かせないだろう。

コロナ下で厳しい2年間ではあったが、新たなチャレンジも成果を上げつつあり、明るい兆しも見えてきた。長年にわたり、ぶれずに取り組んできた社会貢献型の衣・食の事業は、次世代を担う子供たちがファッションに夢を持ち、憧れられる仕事になりうる新たなアプローチなのかもしれない。


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改めて、弊社各店のお客様はじめ、全ての関係者の皆様へ感謝申し上げます。

引き続き、ご理解ご協力いただけますようお願い致します。








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弊社創業以来およそ20年に渡るジビエ振興事業「ニホンジカまるごと1頭有効活用」、鹿革のみならず、鹿肉、鹿角、鹿骨まで無駄なく活用する取り組みも、国内他府県でも見聞するようになりました。みなさまのジビエへの理解が広がり嬉しく思います。


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日本各地にて社会問題となっている農林業被害対策としての「ジビエ有効活用」。各地域、各々の対策がなされ、社会的認識が高まってきましたが、自然資源ではあるが、野生であるがゆえの持続・継続の難しさがあります。


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弊社が永年、安定的に有効活用しているニホンジカは、弊社オーナー自らが、兵庫県内各地域のジビエ処理加工施設から回収、運搬して、貯蔵施設にて管理し、兵庫県内の連携なめし業者にて皮革加工して提供しております。


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「捕獲〜加工〜流通」までのプロセスを、各関係各所との信頼をもとに、これまで繋いで参りました。

改めて、永年繋いでいただきました各方面の関係者の皆様方に感謝申し上げます。


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今後も、トレーサビリティの整ったシステムにより、地域の自然資源有効活用と地域振興に寄与し、【ニホンジカまるごと1頭有効活用のパイオニア】⠀として、ファッション、自然資源、社会貢献、ひと、もの、世代を繋げる循環線としての役割を果たし、これからも社会へ貢献できるよう邁進して参ります。


引き続きご理解ご協力よろしくお願い致します。